Vtuber、バーチャルユーチューバーとは
キズナアイより珠根うた
Vtuber(Vチューバー)とは、主に3Dアニメーションに自分のモーションを読み込ませた擬似キャラクターで、すでにたくさん用意されているアバター(キャラクター)を選ぶことで、自分が好きなキャラクターに変身でき、擬似ユーチューバーになれる、アプリケーション、または技術の総称。2017年頃、Adobeが表情をスキャンしリアルタイムアニメーションにする「CharactorAnimator」をCCに標準搭載し、瀬戸弘司の動画など有名ユーチューバーのチャンネルで取り上げられ、ユーチューバーやデザイナーの間にも知られるようになった。余談だが、VtuberはキズナアイのA.I.Channelが有名だが、マッピング、グレーディング、柔らかい空間フォグっぽさから珠根うたChannelのが断然クオリティーの高さを感じる。
Vtuber制作に必要なもの
- Webカメラ(フレームレート:30fps以上推薦)
必要なアプリ
下記いずれかのアプリ。
- facerig(基本アプリ。Windows専用/600円ほど)+ FaceRig Live2D Module(2Dイラストアバターが追加される/300円ほど)
- Adobe Character Animator(但し2D、Mac,Win両対応)
- FaceVTuber(Webアプリなので、Mac,Win両対応)⭐︎これで全部できそう
- Unitiy(要VRゴーグル、Mac,Win両対応)
- カスタムキャスト(スマホ用で手軽だが、ポーズトラッキングはできない。動画保存にはnicocasが必要)
- LIVE 2D(2Dイラストに立体的なライブアニメーションをつけるアプリで、無料体験版で1080x720px書き出し制限で使用可能)
ボイスチェンジャー
男性の声を女性の声に無料変換してくれるウェブアプリを利用。下記Webアプリが「ヘリウムガス」っぽさは否めないが、無料でまぁまぁのクオリティだった。
- UserLocal ボイスチェンジャー(コツとしては、女性らしく喋り、声質はやや優しく録音する程度に。極端な女声は出さないほうがうまくいく)
自分用プリセット
- 基本周波数:2.25
- フォルマント周波数:1.25
Vtuber制作の組み合わせパターン
下に行くほど難易度が高く、お金も必要。まずは上から経験を積んでステップを進めればいい。
カスタムキャスト + UserLocal ボイスチェンジャー
ポーズは自由にとれないが、スマホで出来て一番お手軽な組み合わせ。音声がヘリウムガスっぽいが、無料だし制作費も出ない勉強用だったので、まずはこれでよしとした。
制作手順
- カスタムキャストでの録画(配信ボタンでnicocas起動しスクリーンキャプチャする)
- QuickTimesで開き、ファイル > 書き出し > オーディオ書き出し(MP4になる)
- 書き出されたMP4をAdobe Media Encorder でMP3にエンコード(変換)
- Adobe Premiereでクロマキー合成(ビデオエフェクト > キーイング > Ultra キー > Ultraキーパネルのスポイドクリックしグリーンバック洗濯)
ARカメラ設定でキャラクターを副司会者にする使い方
メインキャスターがニュースを読む動画チャンネルなどで、副司会者、解説者として傍にいる人物として、カスタムキャストを使える。ただ、座らせるポーズが今のバージョンにはないので、立ちポーズでの司会になってしまう。ポイントは以下の通り
- ARカメラ設定で配信(録画)スタート
- 口パクボタンを押しながら腹話術をする
FaceVTuber + UserLocal ボイスチェンジャー
理想的だが、Windowsマシンが必要。
Unity + Oculusを使ったフルスペックVtuber
必要なもの
- Oculus Rift(VRHMD)
- Oculus Touch
- Unity(パーソナル版なら無料)
- OculusUtilities
- キャラクタモデル(fbx推薦)
- MMD4Mecanim(pmxの場合)
- Final IK