GoPro Hero3+シルバーエディションをヤフオクで落札したら、中身が上位機種のブラックエディションだったという幸運に恵まれた。本体カラーが銀色だったので、出品者が「シルバー」だと誤解したのだろう。ブラックエディションの本体は黒ではなくシルバーである点でもともと紛らわしいネーミングだったわけだが、思わぬ高位機種の配達にガッツポーズがでた。
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そのGoProだがヤフオクで落札し購入した場合、パスワードなど、前のユーザー設定が残っていて公式マニュアルにはない壁にぶち当たる。そんな人向けにスタートアップガイドをここに残します。
WiFiセットアップ手順
まず商品設定で行き詰まるのはGoProのWiFiパスワードだが、これがないとGoProアプリ「Capture」との接続ができない。このアプリと接続できなくともカメラ自体は使えるが、カメラアイをはじめ、メモリー内の動画確認やカメラ設定など、あると便利なアプリだし、ここを突破できないとAppleWatchへの通知もできない。
WiFiパスワードのリセット方法
- Goproアップデートファイルをこちらダウンロード(カメラ名+パスワードを設定)
- マイクロSDメモリーに、DLし解凍されたUPDATEフォルダを保存
- そのSDメモリーを、電源OFFのGoPro本体に入れる
- 電源をONに
- 5,6回程電子音が鳴り、起動したらアップデートは成功
スマホアプリ(Capture)との接続方法
- スマホのWiFi設定でGoProのWiFiパスワードを入力し接続
- スマホに「Capture」をDLし起動
- GoProとの接続ができたら同期完了
用語集
- SETTING:設定
- SET UP:ワンボタン、画面表示、ビープ音、カレンダー、などの初期設定
- Capture Setting:録画設定
- PROTUNE:プロ映画のようなビデオモード
- OSD:画面表示(ONSCREEN DISPLAY)
Protuneの特長
- 高画質録画:Protuneの高いデータレートにより、圧縮の少ない画像が記録され、コンテンツ制 作者はプロ制作向けの高画質が得られます。
- 自然色:Protuneの自然色では、録画後の制作時の色補正をより柔軟に行うことができま す。 Protuneの対数曲線録画では、影とハイライトが詳細になります。
- フィルム/TVコマ数標準:映画画質の24 fpsでの録画が可能になり、fps変換なしに他のソースメディアとの GoProコンテンツのインターカットが容易になりました。
- ⚠️注意点:ProtuneをONにすると、ビデオ解像度、fps、FOV、ビデオと写真の同時記録など、 いくつかの設定と機能が影響を受けます。
よく使う設定一覧
機能 | 設定 | 操作 |
---|---|---|
解像度 | 設定 >
解像度(田マーク) |
|
上下反転 | 設定 >
Capture Settin > UP | マウントの都合によって、上下反転して撮りたい時 |
ビデオ+写真同時記録 | 設定 >
Capture Settin > Simultaneous Video and Phot(ムービーの左上に時計) | 写真撮影の秒間隔を選択できる |
車載カメラ | 設定 >
Capture Setting > LOOPING VIDEO(ムービー周りに矢印) | 5分でデータ更新〜120分でデータ更新までの時間設定、あるいはメモリ容量から換算した最大時間を設定できる(32GBメモリーの場合1時間51分のキャパシティがあると表示された)。⚠️ビデオ解像度(VIDEO RESOLUTION)FPSが60だとこの設定にはアクセスできない |
自動露出 | 設定 >
Capture Setting > 自動露出(日の丸マーク) | ON or OFFトンネルの多いツーリング等、明暗が激しい動画撮影ではONがいいだろう。⚠️ProTune設定中は選択不可 |
ProTune | 設定 >
Capture Setting > ProTune | GoProカラー、シャープネスなどの画質詳細を調整。公式ヘルプ |
設定 | 操作方法 | 操作方法 |
タイムラプスのクイック撮影 | 設定 > クイック撮影ONに | 撮影ボタン長押し 終了は通常押し |
タイムラプス撮影中にリアル撮影 | タイムラプス撮影中に設定ボタンを1押し |
スローモーションについて
720p/120fpsでのスローモーション撮影はできるが、ヌルヌル動画である1080p/60でのスローモーションはできないので、Premiere側で速度調整するか、諦めるしかない。
CapcureアプリでGoProになぜか接続できない時
Remoteと同時にCaptureを使用できない点に注意!これで自分は1日ハマった;
注意点まとめ中
- 設定はカメラ本体をいじるよりも、アプリで設定したほうが簡単!
- GoProカメラに、Wi-Fi Remote、GoProアプリ(Capcure)、の2つを同時に接続できない!
- 電池節約には、Wi-Fi、Protune、LCD Touch BacPac、をOFFに!
- 電池は、1時間で80%、2時間で100%充電。
- 充電しながら録画可
- 顎マウントで、スケルトンハウジング使用すればマイク代わりになるかも?
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Quick(PC用GoPro編集ソフト)注意点
同期できない
- 自動同期がエラーになる場合、スマホ要アプリの再インストール(GoPro端末再登録)
- アプリの更新
GPSデータ表示
PC版は画面を自由な位置と大きさに配置できるが、スマホ版は四隅のどこかに限定される。
GPSルート表示する設定
- GPS表示する方法は(動画一覧で)、クリップをダブルクリック(⚠️クラウドマークはNG) > ゲージ調整 > GPS path(この方法だと、全てのクリップが適用されるらしいが、未確認)
- GPS表示する方法は(動画作成画面で)、クリップを選択(⚠️クラウドマークはNG) > オプション(鉛筆icon) > ゲージ調整 > GPS path
編集済みビデオ
TimeWarpビデオ
TimeLaps ビデオ・フォト
クラウドマークのクリップはサーバー上にあるのでGPSデータがないのでゲージ調整できないというエラーメッセージ表示される。クラウドデータを一旦DLしてもGPSデータがないと言われる場合があり、原因不明。
「ゲージ調整」表示する二つの方法(GPSルート表示する設定の章を参照)の①で「すべてのクリップが適用される」らしいので、それを試してみること(現在未確認)
GoPro動画データからGPSを読み込む方法
GoPro公式ソフトウェアでのGPSルート挿入方法
編集画面で動画が再生しなかったり、「タグ最大数限度に達した」というアラートが不自然に表示されるなど、挙動がおかしく、使用断念。おそらく使用中のMacグラフィックボードが古いのが原因だろう。
Garmin VIRBソフトウェア
GarminにはGPS対応の動画編集アプリ「Garmin VIRB」というのがあり、GPSルートアニメを生成してくれる。GPS(GPX)データは、Garmin製品じゃなくてもStravaやRungo等の走り終わった他社ログGPXでもインポートOK。GarminのGPS時計をつけてのスポーツ撮影なら、時計に保存されたログGPSデータを使って、トラックルート動画を生成できる。動画編集はGoProのQuickアプリの操作感とほぼ同じで要点は以下の通り。
スマホの同名アプリ「Garmin VIRB」はガーミンアクションカメラ専用の動画編集アプリで、GoProなどGarmin以外の動画を認識しない。その前に、Gamirn機器がないと起動から前に進まない。
Garmin VIRBの特徴
- GoProのQuickより単純操作
- ルートや距離、速度計などのカスタマイズが豊富
- 動画をインポートし、最適化をすれば編集スピードが増す(らしい)
- Garmin時計からGPXインポートできる
- 他社GPXログでもインポートOK
- 透過PNG書き出しにも対応!(つまり、ルートアニメだけをPremiereに持ち出せそう)
- 全ルートを完走していないとGPSルートも完全にならない
- ⚠️アンドゥ(⌘z)でフリーズするので、やり直しせず動画編集を完成させること
- ⚠️GPS(GPX)データは、USBケーブルに繋がれたGarmin時計からインポートされる(らしい)ので、要連結
GPSルートを動画に合成する
この紹介動画のように、比較的簡単にできる。
GoProデータをPCに転送
僕の環境では結局最後まで転送できなかった。下記要点を確認すること。
GoPro -> PC接続要点
- GoPro側の設定 > 接続 > USB接続 > GoPro MTP になっていること(GoPro connectの場合はWebカメラ)
- GoPro9で試したがMacで認識できず。公式サイト通りにしてもダメだった。
- 接続できないので、SDチップでのアナログ転送にして諦めた。
急に電源がつかなくなった
3年ほど使った時に突然、電源がONにならないハプニングが起こった。公式ペルプに従い対策したが、改善せず、記載どおりカスタマーサポートのページに飛びChatでのサポートを受けた結果、以下のアドバイスを受けチャットクローズとなった。
サポートの答え
- 公式ヘルプ通りにしても改善しない場合、故障である。
- バッテリー2個、ケーブル2個で試しても改善しないなら、故障である。
- 修理には、サブスク登録(年間5000円程)+ 交換補償(99$:現在は15000円レート)で合計2万円かかる。
公式ガイド
下のリンク先に公式の「GoProカメラの電源が入らない」対策ページがある。