パスタはペペロンチーノで始まり、ペペロンチーノで終わる、パスタの基本、それがペペロンチーノ…らしい。これを作れたら、他のパスタはこの応用なのでなんでも作れる気がする。まずはこれを習得していろんなパスタが作れたらいいな、と妄想を描きながら、ペペロンのレシピと習得までの道のりをまとめました。
ペペロンチーノの作り方
材料(1人前)
- ニンニク(千切りとみじん切り)
- イタリアンパセリ(みじん切り)
- 鷹の爪
- オリーブオイル
- ベーコン
- 塩(15g)
- 胡椒
- 粉チーズ
乳化(エマルション:Emulsion)とは、水と油が均一に混ざりトロっとなる現象。作り方工程⑦で必須。
作り方
- 15gの塩が入った沸騰した鍋にパスタ麺3分。その間に下記作業
- ニンニクみじん切り、イタリアンパセリみじん切り、鷹の爪千切り用意
- フライパンに大さじ1オイルとニンニクみじん切り、鷹の爪入れ
- 中〜弱火でオイルにニンニク味付け
- 中火で煮汁(20ccほど)入れ
- パスタ麺をフライパンに(ちょい硬め、麺煮2分前目安)
- 煮汁がしっとり乳化するまで、煮汁入れながら混ぜ
- 味見して、塩加減、オイル加減
- アルデンテになったら弱火でパセリ、ベーコン、ニンニク千切り入れ
- 火を止め、EXVオリーブオイル(あれば)入れ
- 盛り付け
完成
料理習得までの道のり
初めてのペペロンチーノ作りでは、まったく乳化できませんでした(2回目も乳化に失敗し、3回目くらいでやっと成功)。成功までの道のりをここにまとめました。
【1回目】初めて作ったペペロンチーノは焼きそば
乳化は全く出来てないのでしょうがない。 茹で加減がわるいせいか、ぷつぷつ麺が切れる。アルデンテにもなっていない。3分きっちに煮らず、フライパンでの温め時間も考慮して早めにコンロを切ってよさそうだ。
ん?焼きそば???
失敗の教訓:麺を煮すぎてはダメ!茹で2分前にはフライパンに入れること
【3度目】まるでスパサラ!パサパサでまた失敗
乳化のことはわかってるが、なかなかできない。でも手応えはあったので次はシットリ出来そうと感じた3回目のペペロンチーノ。しかし、乳化に失敗し、まるでパスタサラダのようにパサパサになってしまったし、鷹の爪も入れすぎて辛すぎ。感覚は掴めてるのでモヤモヤがのこり4回目の挑戦へ続く。
失敗の教訓:水分をしっかり入れて乾燥させないこと!鷹の爪も半分に!
【4度目】乳化に成功!美味しくできた
仕上げにトマトを入れて少しだけ火をかけて完成した4回目のペペロンチーノ。トマト汁の酸味と乳化されたスープが合わされドレッシングのような風味で飲んでも美味しい。4回も作っていると、手際もよくなり、いつ火をつけるか、どれくらいでアルデンテになるか体で覚えられて収穫大。繰り返しやるもんですね。
鷹の爪をいれずトマトでアレンジ
鷹の爪も辛くて自分にあわず入れなかったが、ちゃんとペペロンチーノの味になって大満足。トマトでアレンジしたがシーチキンや他の食材でも美味しくつくれそうだ。
これでたぶん習得できた。つぎはシーチキンで挑戦してみよう。
おすすめの調理具
パスタはやっぱりアルミ製のフライパンでスマートに作りたい。失敗しても美味しくみえるかも。それにトングもあると料理が楽しくなりますよ。
乳化の参考にした動画
乳化否定派のミシュランシェフ
「ペペロンチーノは乳化が大事だ」と悟り始めていたど素人の自分の前に、乳化否定派の動画が舞い込んだ。麻布十番にあるミシュランガイド掲載のイタリアン「ピアットスズキ」のシェフ・鈴木弥平さんだ。彼のペペロンチーノの特徴は次の通り。
鈴木ペペロンの特徴
- ニンニクはスライス
- オリーブオイルは大さじ3程たっぷり
- ニンニクを揚げたら乾燥し塩ふり、サクサクあと乗せ
- ニンニク取り出し残ったオイルにパセリを味付け追加
- 茹で麺は火を消したフライパンに絡める程度(茹で汁わずか)
- 汁っぽい乳化は蕎麦文化日本人好みのスタイルだが、本場は水分ない
鈴木シェフが使っているオリーブオイル
鈴木シェフが動画の中で使っているオリーブオイルと同じ商品がamazonにあったので紹介します。
詳細は動画を見てみてください。この作り方も美味しそう。
今後作りたいパスタ料理
今回、初めてのパスタ料理を習得できた。それは一番基礎といわれている「ペペロンチーノ」だが、今後はさらに種類を増やして次のような品目を色々作れるようにしたい。
今後習得したいパスタ
- ペペロンチーノ(ニンニクと唐辛子のパスタ)🏅習得完了!
- アラビアータ(トマトと唐辛子のパスタ)
- ボンゴレビアンコ(あさりのパスタ)
- カルボナーラ(玉子とクリームのパスタ)