料理を楽しむようになって数年たつと、塩加減や味噌加減を測らなくても自然にわかるようになり、わざわざレシピをノートに記録することも減ってきた。そんな時に「おそらく、こう作るのだろう」と想像して作ったのが、このトックだが、もちろん、本場韓国のレシピ動画も過去に目を通して記憶程度に頭に残っているので、間違ったレシピではありません。
作り方
材料(4人分)
- トック(1人100g程)
- 鶏もも肉(1枚)
- 出汁
- 昆布(小2枚
- 煮干し(8匹)
- 塩(小さじ1)
- 醤油(大さじ2)
- 野菜類
- ニンジン(少し)
- 椎茸(4本)
- エノキ茸(半袋)
- 長ネギ(1本)
- 擦りニンニク(1片)
- あと乗せ具
- 玉子(2個)
- 刻みノリ
- 胡麻
- 長ネギ千切り
作り方
玉子焼き
- 中火のフライパンに油敷き、溶いた玉子を薄く広げる
- 火が通ったら火を止め玉子を剥がし、まな板へ
- 千切りにし皿に置いて、スープ作りへ
スープ
- 鍋に水を入れ沸かせる
- その間、鶏もも肉を洗い食べやすい大きさに切る
- 鍋沸騰中に煮干し、昆布を入れ、1分ほどで取り出す
- 鶏もも肉を入れ、沸いてきた灰汁を取る
- 火が通りにくい野菜類(ニンジン)を入れる
- エノキ、長ネギ斜め切り、椎茸、を入れる
- 擦りニンニク加える
- 塩(小さじ1)と、醤油(大さじ2)入れる
- トックは、数日にかけて食べるなら別鍋に。いっぺんに食べるならスープに一緒に煮込む。
もっと肉を!って方は、肉ミンチや鶏のみじん切りを使ったそぼろをフライパンで作って、胡麻を混ぜてあと乗せすれば、肉の風味が一層増します。
想像通りの美味しさに完成
韓国定番の調味料の「タシダ」(日本でいう「ほんだし」「味の素」)を使わず、天然の昆布、煮干しで出汁をとり、鶏ももとネギを煮込む。丁寧に灰汁をとったおかげで、最後まで綺麗で透き通った汁に出来上がった。本場では一緒にトック餅も煮込んで米の成分を汁に溶かせ、スープは半透明になるのだが、スープを大量に作り、家族食べたい時に好きな量を食べれるように、汁とトックを分けて調理するようにした。トックをスープと共に沸かさないので透き通っているワケだ。これでも十分美味しいし、米成分を溶かしたければ、トックの沸かし湯を後で加えればいい。
トックはイグ・サロンで購入
トックは毎年年末に愛知県岡崎市の韓国食材店「イグ・サロン」で一家で三袋ほど購入している。水で漬ける伝統的タイプと、漬けなくて済むお手軽タイプの二種類があり、お手軽な方を頼んでいる。ついでに、手作りキムチ、ムッ、海苔のムンチ、よもぎ餅、なども同時購入がおすすめ。電話で注文すれば届けてもらえます。