もやし栽培については、前の投稿でお知らせしましたが、今流行のスプラウト栽培がもやし栽培とほとんど同じ育て方であることに気づき、もやしのついでにスプラウトについても経験してみようと思い、挑戦してみた。初心者らしく、いきなり大きなプランターで育てず、種も少量、プランターには牛乳パックや100均一のタッパザルにしてお金をかけずに始めると、もやし栽培のイメトレや練習にも。どんなハプニングが起こり、自分の環境に適しているか、といったテスト用に、種を大量に買わずホームセンターで2、3回分の豆を300円程度で購入し自宅や職場で気軽にトライしてみよう。
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初心者用スプラウトの育て方
用意するもの
- 豆苗スプラウト(豆苗じゃなくてもOKお好みの種を)
- タッパ角ザル受け皿セット(Seria等の100均に有り)
- キッチンペーパー(できれば、綿っぽい厚みのあるペーパー、なければティッシュ)
- 霧吹き(なくてもOK)
- 光を遮断するもの(いらない黒いTシャツなどが一番だが、アルミホイルでもOK)
育て方手順
育て方には、スプラウト段階とリボベジ段階があり、明るさ、水やり方法、それぞれ扱い方が異なるので注意。
保管場所の温度は20度がいいと言われている。低い場合はカーテン側に、暑い場合は日を遠ざけ涼しい場所に置く。
牛乳パックをプランターに使う場合、牛乳成分が残らないようによく洗うこと。テストするとカビが出やすい(後述)。牛乳パックとキッチンペーパーのコンビは清潔さを保ちにくいからだと思う。特に真夏は気をつけよう。
スプラウト段階
発芽メインで根が十分降りてない状態。この段階での育て方。
- 種を水につける(6時間程)
- 角ザルセットをプランター(鉢植え)とする
- ザル上に1の種を敷く(重ならない程度に均等に)
- 室内に置く(⚠️布やアルミホイルで光を遮断すること)
- 霧吹きで1日2回水やり(朝晩)
- ある程度根が張り茎が伸びたら、リボベジ段階へ(次のステップへ)
リボベジ段階
ある程度根が張り茎が伸びた状態。
- 覆ってた布やフタをはずし、日光の当たる部屋、カーテン脇などに移動(⚠️直射日光NG)
- 水は根の部分の高さで与え、毎日2回取り替え、キレイな水質を保つ(⚠️古くなると腐る)。
- 1週間ほどで収穫(⚠️水でよく洗うこと)
上にあげた育て方は、豆苗、カイワレ、などの一般的なスプラウトの場合だ。もやし等とは違うのでご注意を。
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注意点
カビ対策
夏や梅雨時は蒸れたりカビやすいので、以下の対策を重要視すること。ポイントは以下の通り。
- 清潔なプランターを使う(牛乳パックNG)
- 日当たりのいい所に置く
- 最適な温度は15度~25度
- 水替え頻度を増やす
- 容器を浅くする(蒸れ防止)
- 傷んでいる種は取り除く
容器、プランターの通気性
これもカビ対策と関連することだが、容器(プランター)はなんでもいいわけではない。通気性や清潔さはとても重要だ。ポイントは以下の通り。
- 光が入りやすい透明な容器を選ぶ(リボベジ段階に有効。透明だと内部の清潔さを確認しやすい)
- 高さがなく、通気性のいい容器を選ぶ(高さがあると空気がこもるし、収穫しにくい)
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牛乳パックを使った失敗例
最初は牛乳パックを使ったがカビができやすく、グリーンの鮮度も悪く茎の細い、見るからに病気の豆苗になったし、カイワレはカビだらけに。参考として写真を残しておきました。
①きれいに洗うこと。②風通しよく、皿を浅くするために、パックを縦に2つに切って2つのプランターにしておくこと。
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参考しにたサイト
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理想的な未来像
全ての人が、冷蔵庫のようなサイズの自分の畑を持ち、自動的に育て、永遠に収穫できることで飢えのない未来が来たらいいなと。
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栽培日記、教訓
ここからは、初心者がスプラウトをした際、どんな失敗をしてしまったか、自分の経験を交えてご紹介します。
1回目:衛生面で問題か?
観察結果
- 豆苗に発芽しない豆が多い(全体の半分)
- カイワレに白い綿状のカビ発生
- 育ちが遅い
- 豆苗がまっすぐ育たない
失敗原因の予想
- 牛乳パックを十分洗っておらず、菌が残っていた
- ペーパーナプキンは不衛生
- 霧吹きの水質悪
- 触った手の菌が付着
- 室温が高すぎる(真夏だったので)
対策
- 容器(プランター)をプラ製に変更
- 霧吹きの水質改善
- 種、葉を素手で触らない
- 夏は避ける
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